■概要
近年、ドリンクやお酒にまつわる市場は、ライフスタイルの多様化やZ世代・ミレニアル世代の価値観の変化を背景に、大きな転換期を迎えています。低アルコール飲料や、地域資源を活かしたクラフトドリンクの台頭、さらにはサステナビリティやテクノロジーとの融合など、「飲む」という行為をめぐるイノベーションが加速しています。
本イベントでは、「ドリンク」をテーマに、飲料やペアリング、そこに付随するサービスなど、革新をもたらすスタートアップと大手企業が登壇し、新たなマーケットや消費体験の可能性について探ります。伝統と革新が交差するこの領域で、次の時代の“一杯”ををお届けするピッチイベントです。
※「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK:バク)」とは…
神奈川県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による事業連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「BAK」を運営しています。BAKでは、企業が抱える課題や実現したいテーマに基づき、大企業等とベンチャー企業のマッチングを行い、事業化に向けた支援を行っています。
■日時
2025年7月9日(水)
18:30~20:00 ピッチイベント
20:00~21:00 懇親会(参加料 1,000円)
※ピッチイベントの終了時刻は前後する可能性がございます。
■聴講対象者
・リンクやペアリングに関する取り組みを推進されている方
・新しい技術やビジネスモデルを求める新規事業開発推進者の方
・アップサイクルなどの次世代トレンドに興味のある方
・共創に興味のある企業、ベンチャー・スタートアップの経営者
・BAK協議会参加企業
など
■参加料
ピッチイベント聴講:無料
ピッチイベント聴講+懇親会参加:1,000円
■プログラム
18:30~ オープニング(eiicon)
18:35~ ベンチャー支援の取り組みについて(神奈川県)
18:40~ Vlag yokohamaについて(Vlag yokohama)
18:45~ ピッチセッション
20:00~21:00 懇親会
~ベンチャーピッチ~
①「クラフトビール醸造過程で出る副産物、モルト粕をアップサイクルした『クラフトビールペーパー』の開発」
株式会社kitafuku 松坂匠記
②「ビールの街 横浜ファンプロジェクト」
横浜ファンカンパニー株式会社 横内勇人、工藤葵
③「well-beingアルコールという新カテゴリ」
株式会社SEAM 石根友理恵
~2社間の共創事業ピッチ~
④「廃棄間近の食材×SNF原料 新ジャンルへの挑戦」
株式会社Beer the First 坂本錦一
株式会社明治 松浦枝里子
⑤「『日本酒一合缶でつなぐ、神奈川の地域創生』— 地域と都市を結ぶ共創モデル —」
株式会社Agnavi 玄成秀
株式会社JR横浜湘南シティクリエイト 吉田直樹
~大手・地場企業からのリバースピッチ~
⑥「酒とかまぼこビジネスの可能性について」
株式会社鈴廣蒲鉾本店 松井孝成
⑦「お酒の未来を創る–キリンビールの新規事業の“今”と”これから”」
キリンビール株式会社 井田友里佳
⑧「神奈川の地酒をもっと身近に」
黄金井酒造株式会社 黄金井陽介
■登壇者(敬称略)
①株式会社kitafuku 松坂匠記
株式会社kitafuku 代表取締役
国内大手SIerにて医療システムエンジニアとして従事したのち、2017年にフリーランスエンジニアとして独立。2019年に株式会社kitafukuを設立。”地域の課題を二人三脚で解決する”をミッションに掲げ、IT事業やアップサイクル事業を展開。
事業概要:クラフトビール醸造過程で出る副産物・モルト粕をアップサイクルしたクラフトビールペーパーの開発・製造を行う。地域のプレイヤーを巻き込んで課題解決のための企画・提案を行なっている。
②横浜ファンカンパニー株式会社
横内勇人
横浜ファンカンパニー株式会社 代表取締役 共同代表
大手食品メーカーで営業、マーケティング、営業所長を経験後、2016年より横浜ビールに転職。広報・ファンプロジェクトの部署を設立後、ビール×ランニングの『横浜ビールランニングクラブ』や、ビール×自転車の『横浜ビアバイク』等、ビールを通した数々のプロジェクトを実施。ビールと街づくり、ファンづくりをテーマに横浜の大学や商工会など数多くの場所で講演活動を行う。2024年4月23日クラフトビールの日に起業。
工藤葵
横浜ファンカンパニー株式会社 代表取締役 共同代表
1993年、札幌生まれ。横浜在住。高校生の頃に母親を乳がんで亡くしたことをきっかけに看護師を志す。看護師として経験を積んだ後、医療・介護現場ではない場所で人それぞれの“生きる眩しさ”について向き合いたいと思い2020年独立。「横浜ビール」の広報に携わりながら写真と文章、広報企画を軸に活動した後に「横浜ファンカンパニー株式会社」を立ち上げる。
③株式会社SEAM 石根友理恵
株式会社SEAM CEO
神戸大学卒業後、サイバーエージェントからワンオブゼムへ入社。マーケティング・PRに従事し、2017年にSEAMを設立。「ココロとカラダを満たすアルコール文化を創る」をミッションに、お酒の弱い方、飲めない方に向けた低アルコールD2C事業を行う。
④株式会社Beer the First 坂本錦一
株式会社Beer the First 代表取締役
食品卸商社で見てきたフードロスを、自身が好きなクラフトビールで何か出来ないかと思い2021年株式会社Beer the Firstを設立。現在は、破棄間近の食材をクラフトビールにアップサイクルする企画販売を行っています。
④株式会社明治 松浦枝里子
株式会社 明治 イノベーション事業戦略部 事業開発G
2009年明治製菓株式会社(現:株式会社 明治)入社。市場調査、商品調査の専門部署(7年)、商品調査開発部(7年)を経て、現職。
商品開発部時代は幼児向けのアンパンマン飲料やザバスMILK PROTEINをはじめとする飲料開発を担当。
「飲む」に新たな価値を、という想いでオープンイノベーション活動をしています!
⑤株式会社Agnavi 玄成秀
株式会社Agnavi 代表取締役/博士(農芸化学)
日本酒の一合缶“ICHI-GO-CAN®”を手がけるスタートアップAgnavi代表。
東京農業大学で基礎医学/食品科学を学び、醸造技術と地方文化をつなぐ事業を展開。
全国130以上の蔵元と連携し、日本酒の新たな価値と飲用体験を国内外に発信中。
⑤株式会社JR横浜湘南シティクリエイト 吉田直樹
株式会社JR横浜湘南シティクリエイト 事業企画本部 事業ユニットリーダー
2000年に東日本旅客鉄道株式会社へ入社。2001年よりJR東日本グループ駅ビル「アトレ」「エスパル」「セレオ」等での運営、リニューアル、新規開発担当を経て、2024年4月の株式会社横浜ステーシヨンビルと湘南ステーションビル株式会社の合併を機に現職。
JR東日本グループとして神奈川県内の旅客流動の創出をミッションとした地域活性化に取り組み、2024年は神奈川県の日本酒の認知度向上と日本酒ユーザーの拡大を目的として取り組んでいる。
⑥株式会社鈴廣蒲鉾本店 松井孝成
株式会社鈴廣蒲鉾本店 企画開発部 部長
小田原生まれ。新規事業企画に関心があり、東京のベンチャー企業からキャリアをスタート。広告関連会社、事業会社と歩みを進め、営業・デジタルマーケティングを経験。地元への恩返しを目的に満を持して鈴廣へ入社。
鈴廣ではマーケティングを起点とした鈴廣の事業変革とかまぼこの需要創造に注力している。
⑦キリンビール株式会社 井田友里佳
キリンビール株式会社 マーケティング部 事業創造室
2018年キリンホールディングス入社。キリンビールにて飲食店・酒販店向けの営業担当し、社内ビジネスコンテストでの入賞をきっかけに事業創造室へ異動。キリン ホームタップのチャネル開発担当を経て、現在は新規事業の開発・事業化の推進に取り組んでいる。
⑧黄金井酒造株式会社 黄金井陽介
黄金井酒造株式会社 専務取締役
厚木市出身。神奈川県厚木市七沢温泉の入口に酒蔵を構える黄金井酒造の次代を担えるよう、邁進中。
入社後は、お酒や酒蔵をもっと身近に感じていただきたいという想いから、人とのつながりに頼りながら、地元産の酒米栽培をスタートしたり、手に取りやすい形態である一合缶での商品化をAgnavi様と進めたりしてきました。また、地域原料を使った商品開発も積極的に進め、土地の名前も一緒に広めていきたいと想っています。
■注意事項
・現地でのお支払いはできませんので、必ずPeatixでお申込みの上ご来場ください。
・当日の内容が一部変更になる場合がございますので予めご了承ください。
・イベントの目的と異なる行為や運営の妨げになる行動を取られた方はご退場頂く場合がございます。
・当日はイベントの様子を撮影させていただきます。撮影した映像や写真は、共催者・当施設のホームページやSNS等に使用させていただきますのであらかじめご了承ください。
・不参加時の返金は対応しかねます。
■共催
神奈川県(運営:株式会社eiicon)
Vlag yokohama